
作文に必要なのは、難しい単語より「5級の基本単語」だった|伊検3級 学習日誌
学習日誌の3回目です。先週(2026年7月27日〜8月2日)の記録を見返すと、文法・リスニング・読解の問題演習が0問でした。サボったわけではなく、毎日机には向かっています。やっていたのは本番形式の作文と作文用単語の暗記だけ。前回「読める単語と書ける単語は別物」と書きましたが、先週はその「書ける」側に全振りした1週間でした。
先週の数字(7/27〜8/2)
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 学習時間 | 約286分(学習日数7日) |
| 解いた問題 | 0問 |
| 単語テスト | 428回(正答率44%) |
| └ 作文用(和→伊) | 428回(正答率44%) |
| 覚えた単語(累計) | 読解用330語 / 作文用380語 |
このほかに、表には出ていませんが本番形式の作文を5本(1本あたり25分前後)書きました。学習時間のかなりの部分は作文です。

気づき:作文に必要なのは「5級の単語」だった
本番形式の作文は、イラストを見て、指定の書き出しに続けて、指定の時制で80〜100語書く形式です。5本書いてみて、はっきり分かったことがあります。作文で必要になるのは、抽象的な単語や高尚な単語ではなく、拍子抜けするほど基本的な単語だということです。
「雨が降ってきた」「空には雲が浮かんでいた」「海辺では数人の若者が泳いでいた」——イラストを描写する作文で書くのは、こういう文です。nuvola(雲)も nuotare(泳ぐ)も、レベルでいえば5級の単語。ところが「読めば分かる」単語でも、いざ自分で綴るとなると手が止まる。前回書いた「読める単語と書ける単語は別物」問題が、作文ではいちばん低いレベルの単語で起きるわけです。
そこで先週は方針を決めて、まず5級レベルの単語を全部書けるようにすることに集中しました。アプリの作文用単語帳に収録している5級の単語は477語。1週間で169語増えて、いま332語(約70%)まで「書ける」になりました。残り145語です。
単語帳全体でも、確認済みが314語→616語(20%→40%)、「書ける」が190語→371語と、1週間でほぼ倍になりました。ちなみに、確認した単語のうち書けるのは前回60.5%・今回60.2%と、ほぼぴったり6割で変わりません。「初めて確認する単語の約4割は書けない」というのが、私の場合の定数のようです。
もう一つの気づきから、「瞬間作文」ドリルを自作した
作文5本の答え合わせで、単語のほかにもう一つ、同じミスを何度も繰り返している箇所がありました。前置詞と定冠詞がくっつく形——in + il = nel、da + il = dal のような、いわゆる前置詞冠詞(preposizioni articolate)です。頭では規則を知っているのに、文を書く流れの中では nel だったか nella だったか、と手が迷う。知識としては知っていても、反射になっていないんですね。
これはルールが決まっている以上、考えずに手が動くまで反復するしかない。そこでアプリに「瞬間作文」というドリルのコーナーを新しく作りました。日本語を見た瞬間にイタリア語の形を打ち込む、正解を覚えたら終わりではなく、ルールから無限に出題され続ける設計です。第1弾が前置詞+定冠詞、勢いで第2弾として複合時制(近過去などの avere / essere の使い分けと過去分詞の一致)も作りました。自分の弱点がそのまま次の機能になるのは、アプリを自作している者の特権だと思います。

来週の目標
まず5級の単語の残り145語を書けるようにして、「5級レベルは全部書ける」状態を作ります。そのまま4級の単語(772語。まだ36語しか書けません)に進みます。本番形式の作文は、いまの週5本ペースを続けます。
3級対策アプリは誰でも、無料・ログイン不要で使えます。新しく作った瞬間作文ドリルもこちらから使えます。
同じように独学で伊検3級を目指す方の参考になればうれしいです。