
「意味が分からないと困る単語」と「書けないと困る単語」は別物だった|伊検3級 学習日誌
学習日誌の2回目です。先週(2026年7月20日〜26日)は文法の演習を中心に進めましたが、単語の勉強で大きな気づきが一つありました。同じ単語でも「意味が分からないと困る単語」と「書けないと困る単語」は、まったくの別物だったということです。今回はその話を中心に書きます。
先週の数字(7/20〜7/26)
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 学習時間 | 約373分(学習日数7日) |
| 解いた問題 | 235問(正答率82%) |
| └ リスニング | 71問(91%) |
| └ 読解 | 3問(100%) |
| └ 文法 | 161問(73%) |
| 単語テスト | 601回(正答率66%) |
| └ 読解用(伊→和) | 301回(正答率94%) |
| └ 作文用(和→伊) | 300回(正答率38%) |
| 覚えた単語(累計) | 読解用330語 / 作文用198語 |
問題演習は文法が中心の週でした。リスニングは91%と好調な一方、文法は73%。そして単語テストの正答率が66%と、ここが先週いちばん苦しんだところです。しかもこの66%は、読める単語94%と書ける単語38%を平均した数字で、実際には片方でつまずいていました。数字を見ても、単語で足踏みしていたのがそのまま出ています。
先週の気づき:「意味が分からないと困る単語」と「書けないと困る単語」は必要な数が違う
先週、自分で解いていて強く実感したのは、「意味が分からないと困る単語」と「書けないと困る単語」では、必要な量がまるで違うということです。
読解では、「見て意味が分かればいい」。知らない単語でも、文脈やスペイン語からの推測でなんとかなる場面が多い。ただし、推測でもいいから意味がある程度分かる単語の数は多数必要です。一方、作文では「スペルも含め正しく書けなければいけない」。ただし、「高齢化」や「悲嘆する」のような抽象的な語、ニュアンスを込めた語を使う必要はまったくありません。そのため、書けるべき単語の数は、意味が取れないと困る単語よりもずっと少なくて済みます。
ということは、この2つを同じ覚え方で一緒くたにするのは無理がある。そこで先週から、単語の練習を2種類に分けて、それぞれ別に正答率を測ってみることにしました。
- 読解用(伊→和): イタリア語を見て、日本語の意味が思い浮かべばOK。数で勝負する。
- 作文用(和→伊): 日本語から、イタリア語を綴りまで正確に書けて初めてOK。数はしぼって、精度を上げる。
「読める」と「書ける」は、こんなに違う
分けてみて、想像以上にはっきり差が出ました。先週はどちらもほぼ同じ回数(読む側301回・書く側300回)解いたのに、正答率は読むための単語が94%、書くための単語が38%。倍以上の開きです。
読むための単語(読解用・伊→和)は、けっこう手応えがありました。正答率94%。イタリア語を見て日本語が思いつくか、というテストなら、スペイン語の蓄積も効いて、思っていたより理解できます。「知っている単語が増えてきた」という実感が持てる方向です。
問題は書くための単語(作文用・和→伊)です。正答率38%——3回に1回ちょっとしか書けていません。そもそも見当もつかない単語もあるし、意味は分かるのに綴りが微妙に違う——というのが多発しました。母音が1つ違う、子音が重なるかどうかを間違える、スペイン語に引っ張られて勘違いする。「なんとなく分かる」では1点にもならない世界で、正直かなりストレスの溜まる週でした。
でも、これは分けてみたから見えた差でもあります。ひとつの単語帳に混ぜたままだったら、「読めるからだいたい大丈夫」と錯覚して、作文本番で綴れずに崩れていたはずです。読めることと書けることは、別々に鍛えないといけない——先週いちばんの学びでした。
過去問を340問分析した前回の記事でも、作文(20点)は筆記の約4分の1を占める配点のかたまりだと書きました。その作文を支えるのが、この「書ける単語」です。ここを「読める単語」とは別枠で積み上げていく必要があると、身をもって確認できました。
今週の目標
書くための単語(作文用)を固めていくことです。いま書けるようにしたい単語は、およそ1,556語。内訳は、過去問の分析から選んだ必修の単語に、私がNHKラジオ講座などで出会って「これは覚えたい」と思った単語を加えたものです。アプリのトップ画面には、こうして気になった単語をその場で自分の単語帳に登録できる機能があり、私はそこに自分だけの語を足していっています。ところが、まだ一度でも確認した単語は314語——全体の20%ほど。まずはこの1周目を最後まで回し切って、「自分がどれくらい書けていないのか」をはっきりさせようと思います。

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