
リスニング50問増設、4級単語774語を一巡、合格から逆算する得点計画|伊検3級 学習日誌
学習日誌の5回目です。先週(2026年8月10日〜16日)は、リスニング問題の増設(50問)、4級単語774語の一巡、そして合格基準から逆算した得点計画づくりの3本立てでした。前回「書く」に振り切った反動もあり、今週は「読める・聞ける」を広げる週になりました。
先週の数字(8/10〜8/16)
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 学習時間 | 約261分(学習日数 7日) |
| 解いた問題 | 128問(正答率 87%) |
| ├ 文法 | 95問(正答率 84%) |
| ├ リスニング | 32問(正答率 93%) |
| ├ 読解 | 1問(正答率 100%) |
| 単語テスト | 458回(正答率 96%・すべて読解用〈伊→和〉) |
| 覚えた単語(累計) | 読解用 1,055語 / 作文用 535語 |
目を引くのは読解用の単語で、前回の470語から1週間で585語増えて1,055語になりました。もちろん急に記憶力が良くなったわけではなく、後述する「方針転換」の結果です。
リスニング:解き尽くしたので、少し難しめの50問を増設
前回「本番レベルの49問を全問クリア」と書きましたが、同じ問題は答えを覚えてしまうので、そのままでは練習になりません。そこで新しい問題を50問、一気に作りました。これで本番レベルのリスニングは、先週の49問から100問へと倍増しました。(画面コピーでまだ色のついていないのが、今週増やした、まだ解いていない問題です。)

作るときにこだわったのは、本番のテストより少しだけ難しくすること。問題形式は公式の過去問に忠実に合わせつつ、AI(Claude)と一緒に語彙や言い回しの難易度を調整し、さらに音声は本番よりわずかに速い1.1倍速で収録しました。普段から少し重い負荷に慣れておけば、本番の音声が易しく遅く聞こえるはず、という理屈です。
品質面では、公開前に作成に関わっていない別のAIに問題文だけを見せて解かせる「ブラインド検証」を実施し、50問すべてで解答が一致することを確認しています。自作アプリだと「問題が尽きたら足す」が気軽にできるのがやはり便利です。
単語:4級は「書ける」より先に「読める」——774語を一巡
前回の記事では「次は4級の作文用単語772語に入る」と書きましたが、少し方針を変えました。作文で本当に必要なのは5級レベルの基本語(これは前回までに全部書けるようにした)で、4級の単語はまず読解・リスニング対策として「見て意味が分かる」ことが重要だ、と考え直したからです。見て、意味のわからない単語を書くことはできないので、まずは、読める語彙の裾野を広げることにしました。
その結果が単語テスト458回(すべて読解用)で、4級の単語帳774語をすべて一通り確認。現時点で「読める」のは509語(66%)です。
まだ攻略しきれたわけではありませんが、一巡したことには大きな意味があります。アプリは「まだ覚えていない語」だけを絞り込んで出題するようになるので、ここからは未習得の265語が高濃度で出てくる。毎日一定ペースで減るのではなく、今日は3語、翌日は5語、その次は8語……と、周回を重ねるほど減るスピードが上がっていくイメージで、覚えていない語が加速度的に減っていくことを期待しています。

合格から逆算する「得点計画」を立てた
アプリでの学習とは別に、今週は試験の合格基準から逆算した得点計画を立てました。伊検3級は合格基準がはっきりしている(過去の基準点は、リスニング65〜77%・筆記52〜61%)ので、どのセクションで何点取るべきかの目安が立てられます。
公式過去問の正答率データと突き合わせて決めた目標がこれです。
| セクション | 目標 | 根拠 |
|---|---|---|
| リスニング | 75%(60%は必須) | 現在の演習正答率90%台が続けば射程内 |
| 読解 | 80% | 受験者平均66.4%と筆記の中では最も取りやすい分野 |
| 文法・語彙 | 80% | ここが勝負どころ。受験者平均は53.1%しかない |
| 作文 | 50〜60%(10〜12点/20点) | 合格目安の12点は時制指定と語数を守れば堅い |
この計画だと筆記全体で約75%となり、過去の基準点(52〜61%)に対して15ポイント前後の余裕を持てる計算です。逆に言うと、いちばんの難所は文法・語彙で8割。受験者平均を見ると、語彙・慣用句(平均48.9%)、si構文・受動態(37.4%)、ci/ne(42.4%)が全体の足を引っ張っており、8割を狙うなら文法の型より語彙・慣用句の積み上げが実質的なボトルネックになりそうです。
得点計画を立てたのは、直前期の使い方を決めるためでもあります。学習データがもう少し貯まったら、この目標と現状のギャップを比べて、試験直前の「最後の追い込み」で何を重点的にやるかを数字で決めるつもりです。
来週の目標
4級単語の「読める率」66%を、絞り込み出題の周回でどこまで上げられるか試します。リスニングは増設した50問を初見で解き進めて、正答率90%台を保てるかの確認。そして得点計画で浮かび上がったボトルネック、語彙・慣用句の対策をどうアプリに組み込むかを考え始めます。
3級対策アプリは誰でも、無料・ログイン不要で使えます。今週増設した本番レベルのリスニング、絞り込み出題つきの単語帳もどうぞ。
同じように独学で伊検3級を目指す方の参考になればうれしいです。